みんなで星を見上げれば...

星を見ることを忘れてしまった人々の行く先に希望はあるのだろうか?新たな希望の地を求めて旅立ちの準備をすることにしました。よろしかったらお付き合いのほどよろしくお願いします。

あれから7年も、、、。(6)メルボルン2

2004/05/19-20

たびたび睡魔と闘いながら国道をひたすら突っ走る。
平均時速は100km。メルボルンに近づくにつれ空は明るくなってくる。
300万人都市である。無理もない。人の住むところはもはや天文観望には向かない。
と言って人の住まないところでは生活が不自由だ。人間はわがままだ。
この二律背反する難問とどう向き合うか。結論はいまだでていない。

3AMを過ぎる頃、最大の睡魔が襲ってきた。
どうしようもなくなり休憩できそうな場所を探す。
まだ、市内には遠く休憩でしそうな場所を探していると公園らしき標識を見つけた。
国道沿いで進行方向右側に入り口が見えた。
右折して園内に入ると奥まった所がロータリーになっておりそこに車を止めて、
座席を倒し30分ほど仮眠を取った。

この習慣は今に生きておりG村から朝帰りするときに、
途中でわき道に駐車スペースがあると車を止めて仮眠を取る。
一時的に体力が回復できるのでなんとか事故にもなく無事帰還できている。

軽くストレッチして体をほぐし運転再開。
4AM過ぎには景色は人工物が多くなり、町中にはいったようだ。
このとき自然の摂理で水分を排出したい衝動に駆られたが、
その目的に適合する自然な風景はもはや見当たらなかった。
辺りはまだ暗く街灯以外の明かりはほとんどなく、適当な場所も見つからない。

道なりに少し古めのレンガ作りの建造物を発見した。
窓から明かりが見え、ちょうどその横に車が2、3台止められそうなスペースがあった。
教会か?トイレがありそうだ。車を止めて入り口を探していると、中から人がでてきた。

こんな時間に起きている。仕事?いったい何者?
それは私に向けられた疑問でもあった。

なぞの人物   「何しているんですか?」

私       「実はトイレがなくて困っているんです。ここは何ですか?」

なぞの人物   「図書館だよ。」

私       「もし差し支えなければトイレをお借りできませんか?」

親切なおじさん 「ああいいよ。こちらへどうぞ。」

少し奥まったところに案内され、事なきを得た。

「徹夜でお仕事ですか?」

「いやあ、これから仕事なんだ。」

「どうもおじゃましました。ありごとうございました。」

といって外に出ると入り口の錠を閉める音が聞こえた。
こんな時間に正体不明の外国人を受け入れてくれるなんて。なんて親切な国なんだ。

再び国道に戻りひたすら市内を目指す。
何台かのトラックに追い越された以外に車に出会うことはなく6時過ぎには市内に入った。
せっかくなので市内をぐるぐる回りあちこち見てから帰宅することにした。
路面電車や歴史のある建造物を眺めつつドライブをして、たまたま目に入った喫茶店が
朝食のオーダーを取り始める時間まで待って、店に入り軽めの朝食を注文した。

しかし、自分で運転して帰るのは初めてで、住宅街であるため同じような景色で
小さな通りが多く込み入っており混乱し中々到着できず、ついに迷い子になってしまった。
もう近くまで来ているはずだが、、、、。手元の地図では縮尺が小さくて従兄弟の家の場所が特定できない。
同心円上を回っているように感じたので、その半径を徐々に縮める感じに車を走らせていった。
思い返すに、おそらく目的地周辺をぐるぐる回っていたと思われる。
早く寝たいのに気があせるばかりであった。
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