みんなで星を見上げれば...

星を見ることを忘れてしまった人々の行く先に希望はあるのだろうか?新たな希望の地を求めて旅立ちの準備をすることにしました。よろしかったらお付き合いのほどよろしくお願いします。

零下140度の挑戦(本当は-8℃)

 このタイトルでわかる方は同世代のおたく仲間です。デュワッ!!

昨年までは2時間以上の観望は-5℃が限界でした。
昨夜これを更新しました。
昨日は朝の通勤時間で既に-5℃。
天気は典型的な冬型。
夜は晴れればさらに低下することは予測できました。
月も帰宅時は金星と一緒に沈んでいます。
翌日は社内大掃除だけなの少々眠くても体を動かしている分には大丈夫なはず。

帰宅時に透明度はいまひとつでしたが、地平線近辺を除けば雲はありません。
ただ、一山越えると雲がありそうな雰囲気っだったので庭観にしました。

課題はIC2118(魔女の横顔)をFUJINON(視界2.7°)で、
NGC2359をDuality250でゲットすること。
参考書はDeep Sky Wonderとobserver's Sky Atlasです。

帰宅時には駅からの徒歩で体が暖まっているので、動けるうちに三脚を庭にセット。
筒は温度順応のため玄関先に放置。
夕食とお弁当を作ってから観望開始です。少しゆらゆらしている木星でファインダ調整。

NGC2359の方はまだ前の家の陰なので、上がってくるまで魔女の方を先に挑戦。
事前に周辺の星の位置を覚えていたので、ここら辺にあるはずと思ってそらし目で見ます。

透明度がいまひとつだと思っていましたが、実際見てみると意外と良かったです。
ちょっと欲が出て、M42星雲の拡がりを確認したところ0.8度ありました。
これはORPを含めても今までの最高記録です。
そうなると他も色々見たくなるのが人情というもの。
25倍で燃える樹の暗黒帯もM78の北側の星雲もわかりました。
今日は行けるかも~ん。

ポイントはリゲルをギリギリ東に外して、曲線上に並んだ3つの星とその3度西にあるやや明るい星(エリダヌス座のΨ)の間。

majo1.jpg

実際に見たものと星図を比較して、おそらく条件の良い空(class2以上)ならピンクの矢印の所に雲のようなものが見えると思われます。肉眼で全景を見ることは無理でしょう。

全景は5度くらいなのでFUJINON(150×25)で半分入る感じになるはずです。
一般的に紹介されている写真は倒立か裏像です(この図は正立像です)。
実際はアゴを上にしてリゲルの方向に顔を向けた感じになります。
それを意識してジックリ見渡します。

パッと見、なにもありません。
透明度が良くその辺りに雲はないはずなんですが、なんかスッキリしない感じです。
心眼で見るとなすび状にカーブした薄い雲様なものがあるみたいです。
これがそうかも。

顔の形には見えませんが、そこになにやらありそうな画ではあります。
おそらく写真で見る濃い箇所が見えているものと思われます。
家の庭はクラス3から4ですが、右隣のお宅からは一晩中明かりが漏れてきます。
この対策については別トピで紹介しますが、その対策を施すとそれなりの空になります
スケッチしたいのですが、手袋なしだと5分と手が持ちません。

この「目で見た感じ」とういうのを逆に写真で表現できないものでしょうか?
感度を落とし情報を操作することでできそうな気がしますし、
写真派と眼視派の接点となりお互い交流が活発にできると思います。
眼視には、格好のガイドブックが作れそうですが、どなかた挑戦してくれないかなぁ。

NGC2359

魔女と同時に確認したかったNGC天体です。
全天で300個しか確認されていないウォルフ・ライエ星(青色巨星)を中心に持つ天体です。
星雲は「トールのかぶと」とた、「アヒル」とか言われています。
実際みたものは星雲の濃い部分が「く」の字に見えました。
M46、47から西に4°、北に2°弱の所に
「ハ」の字を90度時計方向に回転させた形のアステリズムがあります。
そのすぐ近くに星雲が見えます。
2359.jpg

一度わかると2度目からはすぐわかると思います。
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この記事のコメント

申し訳ございません。
utoさんからいただいたコメントが手違いで消えてしまいました。
2012-01-05 Thu 13:51 | URL | アダンの実 [ 編集]
魔女の横顔、早速挑戦されましたね。流石です。
S&T誌の最新号(2月号)によると、当星雲は好条件下で双眼鏡を用いて明るいところがかすかに見ること(dim strip of glow)ができるようです。
ところで眼視派の為のガイドブック良いですね。G村の常連の中には写真も眼視もできる方もおられますので、挑戦して頂きたいものです。
2012-01-05 Thu 17:24 | URL | uto [ 編集]

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