みんなで星を見上げれば...

星を見ることを忘れてしまった人々の行く先に希望はあるのだろうか?新たな希望の地を求めて旅立ちの準備をすることにしました。よろしかったらお付き合いのほどよろしくお願いします。

おとめ座の銀河集団 ~マルカリアンの鎖~

 星には季節によりそれぞれの楽しみがあります。秋にはお隣の銀河であるアンドロメダ大星雲、双眼鏡でひときわ美しく、時間を忘れて見とれてしまう2重星団、カシオペア座、ペルセウス座にある多くの星雲星団。
 冬は多くの1等星が割拠するきらびやかな空、オリオン大星雲、M41、46、47、93、ぎょしゃ座の3つの散開星団、おうし座のかに星雲、すばる。

そして、そろそろ冬の空から春の空へと交代し始めています。以前は、冬の華やかさに気を取られて春の空はあまり興味が持てませんでしたが、双望会で知り合ったみなさんにDEEP SKYの楽しみを教えていただいたおかげで、また新しい発見がありました。

春は何と言っても系外銀河。先日、おとめ座からしし座あたりを観望しましたが、あまりの数の多さにパニックってしまいました。一見、何もないような空間ですが銀河ホッピングが出来てしまうほどの実に沢山の銀河があるんです。10等級の明るさなのですが、小型の望遠鏡でもその片鱗は伺えます。まずは自分で目で見てみることです。その中でも最も感激したのは、「マルカリアンの鎖」と呼ばれる銀河の集団です。現代の宇宙構造研究の端緒となった存在です(多分)。太陽系の所属する天の川銀河とおとめ座のこれら銀河は、実は同じ集団になると知り2度ビックリ。宇宙の壮大さを改めて認識しました。

昨日、思いのほか晴れていたのでスケッチできました。
marakanian_20090326100406.jpg

marakanian_20090326100406.jpg
DATA;FUJINON EM-SX(150×25),視界2.7°,seeing 7 透明度 8,気温 0℃,2009/03/25/23:20、自宅庭にて(35N、137E)
補足:星の位置がかなり正確に投影できるようになりました。書き始めと終わりで星の位置関係がピッタリあった時は快感です。

星図と照らし合わせてNGCナンバーを振り分けるとこのようになります。
ma2_20090326142340.jpg
ma2_20090326142340.jpg

双眼鏡で見る春の一押しスポット。同一視野に銀河が10個も見れて超お得です。
スポンサーサイト

テーマ:宇宙・科学・技術 - ジャンル:学問・文化・芸術

天体スケッチ | コメント:2 | トラックバック:0 |
<<今月のニュートン | HOME | 素粒子入門>>

この記事のコメント

さすが大口径双眼鏡。
マルカリアンチェーンが一網打尽ですね。
私も昨日このあたりの銀河を眺めたのですが、我がドブ(45cm)は視野が0.7度しかない為、ギャラクシーホッピングが簡単にできませんでした、、。25cmだと簡単なのですけどねえ、、。
2009-03-26 Thu 21:54 | URL | uto [ 編集]
これを見つけられたのは、いつもお世話になっているutoさんのHPの「手動導入テクニック」で紹介されていたおとめ座の記事のおかげです。それぞれの口径で楽しみ方がいろいろあるのも天文の面白いところですよね。
2009-03-27 Fri 10:32 | URL | アダンの実 [ 編集]

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |