みんなで星を見上げれば...

星を見ることを忘れてしまった人々の行く先に希望はあるのだろうか?新たな希望の地を求めて旅立ちの準備をすることにしました。よろしかったらお付き合いのほどよろしくお願いします。

メシエマラソン

 この週末、某所で開催されたメシエマラソン参加のため、T山に行ってきました。初めて行く所なので少し早めに出発したら、意外とすんなりたどり着く事ができました。

 時間があったので、今朝見た金星が日没も見れるかもしれないと思い、西側が開けている場所を求めて山頂まで行ってみることにしました。登り口に「山頂900m」の標識があり、20分くらいでいけると見て歩き始めたら意外ときつく、細い丸太を横にしただけの簡易階段で1段の高低差が50cmあるものも多く、思わぬ踏み台昇降運動を強いられました。平地ならともかく、山を甘く見てはいけません。激しく体力の消耗しつつ道しるべを頼りに、途中1度へたり込んでなんとか登りきった時には、久々に眩暈がしてきました。息が落ち着くまでしばらく休んで頂上に設置された小さな木製観望台に上って双眼鏡で山頂からの眺めを楽しんでいたところ、隣りの丘の同じ高さにある東屋に人影を発見!なんと、近くにスキー場がありリフトの横になだらかな舗装道が続いています。そこからも周辺が360度見渡せ、怪奇植物やぬかるんだ坂道に悩まされる事もなく快適な散策ができそうな道です。下るのも楽そうです。あっちへ登れば良かったた、、、。気を取り直して日没の太陽周辺を探すも金星は見当たらず、あとで確認したら北側に10度以上離れてはいましたが高度はほぼ太陽と同じだったので、空が完全に晴れていたとしても手持ち双眼鏡では確認はできなかったと思われます。雲間に沈む赤い夕日が見れたと言う事で、慣れない山道を真っ暗になる前に下山して、集合場所に戻りました。途中で「ワンとなくカエル館」のカンバンを見て反対方向に進んでしまった事に気づき引き返すという失態を演じながら戻ったときには既に殆どの方が到着していました。

 今回、参加されたのは、このために米国から来日なされたutoさん、メシエマラソン図表を全員分作成してくださったそらさん、花粉症にも負けず一番乗りで到着されたワントニックポニ-さん、はるばる奈良からおいでになったシバさん、ここを主戦場にしているやおきさん、理論派のイッチーさん、スケッチの師匠Zgeさん,写真家の徒空さんです。あっ、ケーメーさんとNinoさんがいないぞ。さすがにこの気温と風にトドメめを刺されたようで今回は欠席されました(コメくださ~い)。気力も萎え始めたころにカトーシェフのビフシチューが到着して、なんとか木星を見るまで留まることができました。寒さ対策は充分していったつもりですが、体は芯まで冷え切っていたため帰宅後の温泉も思ったほど効果が出ず日中は転寝を繰り返す体たらく。観測地の標高は1200mで自宅(800m)よりも高く単純計算で2.4度低い事を忘れていました。T山山頂は1451mでした。ちなみにマラソンの結果ですが、
M1、3、4、5、13、35、36、37、42、43、46、47、51、52、57、60、64、65、66、78、79、81、82、84、86、87、88、93、98、99、100、104。
(他力本願の分は含んでいませんので見れたのはこれより多かったです。)

透明度はいまいちでしたが、空が広く一晩中なんとか天気が持ったので初めてにしては上出来です。金星ではかなわなかった同一天体の24時間2度見もM52で実現できました。半年前はおそらく1桁であろうメシエ天体の自力導入が2桁できたのは嬉しい進歩です。来年は自力導入オーバーエイティを目指します。いつもよい刺激を与えてくださる皆様に感謝です。どうもお疲れ様でした。



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今月のニュートン

「X線で見る超高温の宇宙」は「宇宙のしくみ」を読んだ方に、「錯覚で実感する視覚と脳のしくみ」はスケッチと色の関係に興味のある方に興味深い内容となっています。メインの「時間とはなにか」もかなり面白い。「bones」ファンと「サンショウウオ」ファン(いるんかいな?)にも外せないです。今月はかなり良い内容です。67、73ページは立ち読みだけでもしてみてはいかがでしょうか?

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おとめ座の銀河集団 ~マルカリアンの鎖~

 星には季節によりそれぞれの楽しみがあります。秋にはお隣の銀河であるアンドロメダ大星雲、双眼鏡でひときわ美しく、時間を忘れて見とれてしまう2重星団、カシオペア座、ペルセウス座にある多くの星雲星団。
 冬は多くの1等星が割拠するきらびやかな空、オリオン大星雲、M41、46、47、93、ぎょしゃ座の3つの散開星団、おうし座のかに星雲、すばる。

そして、そろそろ冬の空から春の空へと交代し始めています。以前は、冬の華やかさに気を取られて春の空はあまり興味が持てませんでしたが、双望会で知り合ったみなさんにDEEP SKYの楽しみを教えていただいたおかげで、また新しい発見がありました。

春は何と言っても系外銀河。先日、おとめ座からしし座あたりを観望しましたが、あまりの数の多さにパニックってしまいました。一見、何もないような空間ですが銀河ホッピングが出来てしまうほどの実に沢山の銀河があるんです。10等級の明るさなのですが、小型の望遠鏡でもその片鱗は伺えます。まずは自分で目で見てみることです。その中でも最も感激したのは、「マルカリアンの鎖」と呼ばれる銀河の集団です。現代の宇宙構造研究の端緒となった存在です(多分)。太陽系の所属する天の川銀河とおとめ座のこれら銀河は、実は同じ集団になると知り2度ビックリ。宇宙の壮大さを改めて認識しました。

昨日、思いのほか晴れていたのでスケッチできました。
marakanian_20090326100406.jpg

marakanian_20090326100406.jpg
DATA;FUJINON EM-SX(150×25),視界2.7°,seeing 7 透明度 8,気温 0℃,2009/03/25/23:20、自宅庭にて(35N、137E)
補足:星の位置がかなり正確に投影できるようになりました。書き始めと終わりで星の位置関係がピッタリあった時は快感です。

星図と照らし合わせてNGCナンバーを振り分けるとこのようになります。
ma2_20090326142340.jpg
ma2_20090326142340.jpg

双眼鏡で見る春の一押しスポット。同一視野に銀河が10個も見れて超お得です。

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素粒子入門

ブン太郎さん、素粒子のことはこちらも併用してみては?
但し、1日3ページ以上は読まない方が良いかと、、、、。

日本人だからこそ覚えておきたいノーヘ゛ル賞理論!図解 素粒子入門 [別冊宝島] (別冊宝島 1583 スタディー)日本人だからこそ覚えておきたいノーヘ゛ル賞理論!図解 素粒子入門 [別冊宝島] (別冊宝島 1583 スタディー)
(2008/12/09)
不明

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昨日のルーリン彗星&HGC 44

まだ、見えます。昨夜の位置は真ん中の二重丸のところです。
rurin0318_20090319233801.jpg

彗星のUPです。さすがに暗くなってきましたが、天頂なのでFUJINON双眼鏡でまだ確認できました。8~9等級でしょうか。彗星の等級確定は難しいです。
rup.jpg

ヒクソンの銀河集団のひとつでもっとも明るいものです。HCG44です。utoさんに教えていただきました。4つの系外銀河があるはずですが、小さくて暗いので他の3つは確定が難しいです。もっとも明るくて比較的大きなNGC3190はハッキリ見えました。
HGC44_20090319235941.jpg

久々のスケッチで苦労しました。日ごろの練習が大事ですね。

追記:翌日、透明度が少し良かったのでヒクソン・コンパクト・ギャラクシー44のうち3つを確認できました。今の設備でこの季節の空の状態を把握するのに良い指標になりそうです。

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大台が原

朝日
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BS-hi 日本の名峰より

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アイピース到着

PENTAXのXW20です。70度の見かけ視野が丁度良い感じです。

3週間かかりました。受注生産なのでしょうか?とにかく大きいです。比較のため350ccの缶と並べてみました。
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比較のためプリンと並べてみました。
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追記:納期が3週間かかったのは同時に注文したTele Vueの2倍バーローのせいかも知れません。

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Duality250 | コメント:8 | トラックバック:0 |

鉄道博物館

ファミマ限定のドリンクのおまけです。
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海洋堂にしては塗りが甘いです。

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セレンディプティ

 茂木さんが出ていたTV番組ネタです。ちょっと前の「前向き思考」ですね。失敗も経験として前向きにとらえ、常に前進していれば必ず道が拓ける。そのときに備えて準備は怠らないということだそうです。

 子供の教育については「大人が子供のやって入る事に対して既成概念で干渉してはいけない。広い愛で見守ってあげれば自然と才能が芽生える。」ということでした。もちろん社会的に誤った行動に対しては厳しく接しなけばいけませんが。

 失敗の経験が思わぬ結びつきを生み、今までなかったものが生まれるのです。その成功例として「粘着力の弱い接着剤」から生まれたポストイット、「植物への好奇心」から生まれたマジックテープ、ニトログリセリンが漏れて珪藻土に吸収されることがキッカケのダイナマイト、カミオカンデの精度を上げ、見事超新星爆発に遭遇したチャンスを生かし理論でしか存在しなかったニュートリノを捕らえた小柴さんが取り上げられていました。小柴さんの話はBS-hiの100年インタビューでも知っていたので、さほど驚きませんでしたが、その番組ではNo.1として取り上げられていました。

 星に関して言えば、曇りの日でも「utoさんのHP」を見て観望する天体について情報を集めておくということでしょうか?星見の準備は怠らないようにしたいと思います。

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宇宙のしくみ

来週の火曜日まで晴れそうにありません。
最近、これを愛読しています。

〈ゼロからのサイエンス〉カラー図解 宇宙のしくみ (ゼロからのサイエンス) (ゼロからのサイエンス)〈ゼロからのサイエンス〉カラー図解 宇宙のしくみ (ゼロからのサイエンス) (ゼロからのサイエンス)
(2008/10/17)
福江 純

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ニュートンの今月号は、2009年天文になったのを機会に子供たちに星の勉強をしてもらいたいが、質問されたら困る文系の先生向けでしたが、私には物足りませんでした。もう少し突っ込んだ知識と最新の宇宙情報を知りたい方にはこちらがお勧めです。見開きで1項目。宇宙の誕生から最新のデータでわかってきた事がコンパクトにまとめられています。難しい理論を図解でわかりやすく説明してあります。写真も最新のものが多く、ただ見ていて楽しいです。サイズが小さいのはしょうがありませんね。カバーをとると表紙には双眼鏡でみて最も美しいあの星団が現われますよ。
「いやー、宇宙ってほんとに不思議なもんですね。それではまた、ご一緒に楽しみましょう。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。」

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∞の抵抗値

図のように無限に続く抵抗パターンがあったとして合成抵抗を計算すると、ここでも黄金比率が出てきます。リンク先の回路シミュレータの会社のCircuitVierwerのお試し版(無料)で抵抗の数を10個くらいにすれば確認できます。もちろん計算(2次方程式)でも導けます。
R

最近「NUMBERS」という海外ドラマでも数学が題材になっています。犯罪解決に数学を駆使するのですが、数学が苦手な人にも楽しめます。ポアンカレ予想を解決してフィ-ルズ賞(賞金$100万!!)を辞退して行方不明になった数学者のドキュメントを見て以来、数学が面白くなりました。

追記:解答です。画面を大きくしてご確認下さい。CircuitViewerだけで描いています。
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並列抵抗の計算方法の説明は省略します。お近くの電気さんにお尋ね下さい。

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最近驚いた魚達

深海魚です。頭が透明です。
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史上最大!?ビックリしました。
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いずれもナショジオのHPからです。

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